私は考え方の特性上、悪いことは鮮明に覚えるが、良いことは覚えにくく、受験成功などかなり大きな出来事もインパクトが薄い。
そして厄介なのが、理不尽や自業自得だ。整理がつきにくい。私は幼少期にこれが多発したので、「自分には悪い思い出だけが残る運命なのだ」と考えた。地獄思想に飲み込まれたのもそうである。この考えが響いて、心が健全に動かない状態のまま大人になった。そしてこのことが尾を引いて現在も感情の出力がうまくいかない症状がある。
思考回路自体を直すことがベストなのだが、まだその手立ては成されていない。というわけで、とりあえず対応策を考えた。精神世界に『美しい疫病神』を用意することである。
まずは、その人がいると災難が起こるような、しかし美人なキャラクターを制作、または既存キャラクター(ウマ娘のライスシャワーなど)から持ってくる。「疫病神」というより「多神教の災厄を司る美神」という感覚だ。悪いことが起こる毎に、「落ち着け、私の影響で起こる現象だ。」「私のせいでごめんね。」などといった声をかけてもらおう。この流れを身につける。
疫病神というと、みすぼらしく、あからさまに我々を祟ってくる存在というイメージが強いが、このモデルの疫病神は容姿端麗かつ我々に対して謝ってくれるという設定がある。そして、我々が憎いわけではない。前世のカルマだとか呪いだとか言ってこない設定にすることも重要だ。
これで、悪いことへのダメージがかかる時間が短くなるのではないか。どうか、災難自体は愛せなくても、災難による苦しみはあなたの疫病神に任せてみてほしい。

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