
Kyuya
困りました。

所長
どした。

Kyuya
ここのところ、精神状態が荒れないんです。

所長
…それが…困ったと…?

Kyuya
はい。苦しくならないとしっくりこないんですよ。

所長
Q1.誰のために苦しむ?

Kyuya
周りのためです。私は人並み以上にやらないと足手まといになるので。

所長
Q2.ここ最近で、職場とか周りの人からの評価は変わった?

Kyuya
特には変わってません。

所長
Q3.デメリットがない場合、苦しい方と楽な方、どちらを選ぶ?

Kyuya
苦しい方です。きっと徳を積んだ見返りがありますから。

所長
Q4.何故そう分かる?

Kyuya
…おとぎ話、鵜呑みにしてただけかもしれない。

所長
Q5.道徳の模範解答できるタイプだったでしょ?

Kyuya
…はい。
道徳の授業を卒業しなさい。

Kyuya
ノータイムでまとめ出しますか。

所長
Kyuya、お化けも地獄の話も信じるタイプだったね。よく聞いてくれ。あれは君みたいに元々人並みの倫理観が備わっている人間に向けたものじゃない。

Kyuya
私、倫理観あります?人に嫌われる能力ピカイチですよ?

所長
そういうところなんだよ、Kyuya。本当にどうしようもない人はここまで至らない。君の場合は苦しむのが当たり前になって、安定した状態が異常に思えるようになった。これを機に矯正しなきゃいけない。

Kyuya
具体的には?

所長
安定した精神状態はそのままだ。なぁに、そのうち馴染む。というかその状態で馴染ませてくれ。荒れてるのが異常なんだから。

Kyuya
(目からウロコ)

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